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#2008.04.04 Friday ... 「Tsubomi」1−9。

「お願いしまーす!お願いしまーす!」

(はぁチキショー全然もらってくんねーよ。ヤバイなこれ。ノルマ大丈夫かな。その前にこれからどうしようかな!普通に上場企業のエリート社員でとおってるのに今さらティッシュ配りのバイトとは言えねーよな。あの出だしがまずかったな。マジ俺イタリアンなんか行かねーし。背伸びしすぎたな。よくて土間だっつうの。まぁとりあえずもう少しはバレないようにやるか!バレたらその時はその時だ!)


タツヤは今日も渋谷駅井の頭線階段下でティッシュを配っている。最近いい感じにいっているサエには一流企業のサラリーマンと言っている為今後の方向に迷っていた。

(あぁー本当誰ももらってくんねぇな。意外と難しいもんだよな。サエどうすっかなぁ…)



「あのぉすいません。ティッシュ貰っていいですか??」

「えっ!あーどうぞどうぞ!」

「あのぉ五個位貰っていいですか??」

「五個??いいですよ!じゃ十個あげちゃいますね!」

「いいんですか?ありがとうございます!じゃ遠慮なくいただきます!どうも!」

(なんだあの人?珍しいなぁ!まぁたくさん貰ってくれたからいいか!十人分の男だな奴は!頼もしい男だぜ。)


「お願いしまーす!お願いしまーす!」



(こんな所サエに見られたらヤバいよな!またオシャレな所連れて行かないと行けねぇーのかな!出来れば前みたいにやっすい焼き鳥屋ですませてぇー所だな!ワインとか飲まねぇし、知らねぇよ!でもあいつ可愛いし手放したくねぇな!正直言うか??いや、それは今さらできないな!とりあえず現状維持で行くか!)

タツヤはそれからもティッシュを配り続ける。
サエにばれるのはいつになるのやら??
それともばれずにこのままいけるのか??
とにかく今彼に出来る事はより多くの人にティッシュを配るのみである。


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